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    • 2017.06.05 Monday
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    キラキラ系ファイバー

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      アートヤーンって、キラキラした素材がまじってる!って印象、ありませんか?

      最近では、フリースそのまま、自然な羊ちゃんの毛の艶を生かしたアートヤーンもたくさんありますが、初期のころは化学な感じのキラッキラした繊維が目を引きましたよね♪

      あのキラキラ、アンジェリーナファイバーと言います。

      この写真の中央、銀色、その横の薄緑、右下の金色が、アンジェリーナファイバーです。
      アンジェリーナファイバーは kakara wool worksさん や、woolery などで買えます。

      アンジェリーナはとっても細い繊維なので、羊毛と羊毛の間に挟んで、ドラムカーダーに入れると、無駄が出ません!



      さて、銀色の下の濃いピンクは、スパークナイロン という素材です。
      ナイロンと羊毛を混ぜて、ローヴィング(スライバー)にしてあったり、
      ナイロン100%でローヴィングになっていたりします。

      たいてい白のローヴィングで売ってます。
      私は先日、酸性染料で染めてみました。



      鮮やかに色が出ているところが、スパークナイロン。
      ぼーっと濁り色になっているところは、グレーがかったロムニーなどの羊毛です。

      やや色ムラが出ましたが、バッツにすると、色の濃淡が出てかえって良い感じになりました。
      ことに、左手の黄土色(ランドスケープスダイ マスタード)で、スパークナイロンを染めると、金糸のような効果が出せます。

      グリーン系に染めたコリデールと混ぜたところ。
      金色っぽく光っているのが、上の写真のスパークナイロンです。



      スパークナイロンは、ヤフオクに出ることが多いようです。
      私もよく、大量購入したお友達から横流ししてもらいます^^>
      海外ネットショップで売っていることも!


      ちなみに、写真左上の紫色は、リンカーンという羊ちゃんのフリースを買ってきて、
      毛の房(ステープル)の形を残したまま丁寧に洗って、紫に染めたものです。
      つや〜〜〜っとしてて、いい感じでしょう?
      キラッキラ系にはない、天然のゴージャス感が出せます。

      フリースは、羊毛を扱う店なら、どこででも買えます。

      紫の隣上の、もや〜〜っとした薄緑は、シルク真綿です。アナンダやwoolerlyでは、さまざまな「紡ぎ用シルク」が買えます。

      その右横の白いのは、バナナシルク!
      飴のような不思議な艶を持ちます。

      皆さんも、自分ならではのキラキラ ツヤツヤ素材、探してみてくださいね^^v
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      羊毛・獣毛・シルク・植物繊維

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        レクシーさんが、いつもワークショップで準備している「羊毛山」



        撮影:cgさん


        この羊毛山を、ウチで再現してみました。



        右から・・・洗い済みフリース



        レクシーさんは、白モヘアをたっぷり使う、という印象がありました。

        白モヘアは毛質が繊細で、他の素材とよく絡み、
        混ぜた時、他の素材の色が透けて見えてとてもキレイです。


        中央 染め羊毛、染めステイプル(房羊毛)少々



        この写真は、私がわざわざ用意した「染め羊毛」ですが、
        レクシーさんが用意していたのは、毎回のワークショップで参加者さんが置いてった「残りもの」を、どっひゃ〜〜と山盛りにしたものでした。
        それが複雑な色でとってもステキ♪


        ここまでが、羊毛と獣毛です。
        これらの材料は、こちらのお店で買えます。


        左 羊毛以外の素材



        シルクや植物繊維、キラキラ系ファイバー少量

        こうしたものは、さほど置いてはありませんでした。

        でも、もしもあなたがシルクた〜っぷりのふんわかさせたい、とか、、
        麻素材を混ぜ込んで、独自の風合いを出したい!と思うなら、この部分の素材がどんどん多くなっていくでしょう♪

        ***

        以上の素材が、アートヤーンのメイン素材でございます。

        このように、まずテーブルの上に、あなたが持ってる素材すべてを、どっちゃり山盛りにして、アートヤーン紡ぎに取りかかることをオススメします!

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        アドイン いろいろ

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          アドイン・・・add in と書きます。

          つまり、add を in する = add を紡ぎ入れる の意味です。

          ほんじゃ、add って何?というと、、、

          こういうビーズやスパンコールだったり



          こういうおもちゃだったり by ニワトコさん



          フェルトで作った小物やプラスチック容器なんかも、add になり得ます。



          あなたが紡ぎたいものなら、なんでもaddになる、ということ!

          ちなみに、アドは、こんなふうに下ごしらえしてから紡ぎ入れます。



          詳しくは「Inter Twined」 111ページを見てね!

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          コアヤーンいろいろ

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            コアヤーンとは、コア=核 になる糸、芯になる糸のことです。
            芯だから、糸の出来上がりサイズに影響しない細さと、バン!とテンションかけても切れない強靭さが必要です。

            そのため、たいてい、市販糸を使いますが、どんなアートヤーンを紡ぐのか?によって、選ぶ糸の材質が変わってきます。

            たとえば・・・

            ■コイル・スピニングでは、手紡ぎ糸を前に押し出してコイルを作るので、細くて強くて、どちらかというと滑りのいい糸が必要になります。



            右からウール、ラミー、コットン、化繊(金)、化繊(銀)

            コイルをみっしり作るなら、コアヤーンは見えなくなります。
            でも、わざときれいな色のコアヤーンを使って、チラ見せするのも好きです^^v


            ■コア・スピニングでは、ファイバーに絡みやすいモヘア糸が推奨されています。




            そして、レクシーさんの新刊「Hand Spun」41ページに載っている elastic twist は、ゴムカタン糸をコアヤーンとして使用します!



            詳しくは、この本を見てみよ〜〜〜!



            というわけで、コアヤーンは1種類用意しとけばそれでよい、というわけでなく、紡ぎたいアートヤーンによって、いろいろ使い分けるのが正解! なのでございます〜〜〜♪♪

            ***

            また、コア(芯)だけでなく、撚り合わせ用にもいろんな糸を使います。

            手紡ぎした糸の上にかける(つまり全部見える)ので、デザインが華やかで、色もきれいなファンシーヤーン(ノベルティヤーン)や、あっさりしたミシン糸などをよく使います♪

            レクシーさんのHPで、どんな糸を使うか見てみてください!

            ●かわいい系ファンシーヤーンを使ったアートヤーン

            ●アッサリ系糸ミシン糸っぽいのを使ったアートヤーン

            このように、アートヤーン紡ぎでは、「市販糸」もどしどし使っています。
            私はそういう「こだわりのなさ」が好きです!


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            ・フリース洗いについて

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              アートヤーンに欠かせない、フリース!



              こういうのって、たいてい、牧場で毛刈りしたまんまの状態で売っています。

              つまり、汚毛!グリージー!
              どろどろ汚れ、草やら砂やらがいーっぱい!
              買ってきたら、おうちで洗わねばなりません。

              どうやって洗うのがいいのでしょう?
              ホームスパンをキチンとやってらっしゃる先生やグループでは、
              そーっと押し洗い、絶対毛先をさわらない! というふうに教えてくれます。

              たとえばこんな洗い方>神戸ウールの会

              しかし!これでは毛先の汚れがまったく落ちないのです!
              この洗い方をすると、どうなるか?というと、こうなります!



              毛先が泥でカタマッテます!!!!
              これ、アナンダで買ってきた「洗い済み イングリッシュ レスター」なんです〜〜〜(ToT);;;
              なんぼなんでも、ちょっとアレです!

              でも、ホームスパンなら、この洗い方で、問題ないのです。
              毛先と根元には、コームをかけたり、フリックカーダーでほぐしたりしますので、その間に泥は落ちます。

              しかし、いきなりステイプルごとドラムカーダーに放り込むアートヤーンでのフリース使い においては大問題!
              アートヤーンは、基本、撚り止めも洗いもかけないので、この泥がついたまんまになりますわ〜〜〜!

              よって、アートヤーン紡ぎをするなら、毛先まで丁寧に洗う必要があります

              ベストな洗い方が紹介されてるのがここ!
              スピンハウス ポンタさん


              4.毛先のつまみ洗い のコツが、ありがたいです===!

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              羊毛素材の形状について

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                羊毛(獣毛)素材について、質問を受けることが増えてきましたので、こちらにまとめておきます^^v


                ローフリース Raw Fleece

                ひつじ、アルパカ、ヤギなどの毛を刈ったばかりの状態。
                まだ洗ってない状態で、ゴミがいっぱいついてるし、くさいです〜
                直訳すると、生羊毛 ですう。

                日本ではこの状態を「グリージー greasy」と、呼んだりしますが、ほんとは、洗ってない羊毛がヒツジのからだを覆うラノリン油でべたべたしてる状態を指す言葉です。
                「汚毛」という日本語が正解だと思います〜

                毛刈り直後は、もんのすごい汚れ具合ですが、お店で売ってるローフリースは、すでに汚れや傷んだ毛を取り除く作業(skeirting&sorting)を済ませてあるので、まだだいぶマシです。

                一般的には、この状態から紡ぎ始めることはあまりありません。
                でも、牧場によっては、ひつじちゃんにTシャツを着せて、羊毛が汚れるのを徹底して防いでいる場合があり、そうした牧場のローフリースは、そのまま紡げます!
                また、レクシーさんの作品には、わりときれいなローフリースをそのまま紡いだものもあります!
                彼女は「ローフリースのにおい、嫌いじゃないわ」派です!


                ローフリース ハーフブレッド


                洗い済みフリース Washed Fleece

                ひつじ、アルパカ、ヤギなどの毛を刈って洗ったものです。
                手洗いしたものは hand washed と記載されています。
                自分でおうちで洗ったのも、この状態!
                きれい、つやつや!
                ふつう、この状態から紡ぎ始めます。


                洗い済みフリース ブルーフェイスレスター



                スカード Scoured

                ひつじ、アルパカ、ヤギなどの毛を刈ったのち、(だいたい機械で)洗った状態をスカードと呼んでるっぽいです。
                たいてい、ざっくり洗ってあるので、毛束が壊れて、綿状になってることが多いです。
                なので、櫛や、フリックカーダーなどを使って、丁寧にほぐしてあげる必要があります。
                でも、安いし、ちゃんとほぐせば良い風合いになるスカードも多いので、私はちょくちょく使います^^v


                スカード ニュージーランドラム



                バッツ Bats

                お店ではロールとかシートとか呼ばれてることが多いですが、英語ではバッツ(Bats)と呼ぶようです。
                スカードをドラムカーダーにかけて、ざっくり毛をほぐして、ふかふかのシートにした状態がバッツです。
                アートヤーンで作るバッツは、クレージーカーディングと呼ばれる手法で作りますが、
                実際には羊毛(獣毛)ほぐしの一段階で作られる状態をバッツと呼ぶようです。
                この状態から、直接、糸を紡ぐこともできないわけではないですが、毛の方向が一定でないので、かなりラフな糸になってしまいます。
                主にフェルトに使われます!
                あ、クレージーカーディングしたバッツは、お店で売ってるバッツ(ロール)とは別、と考えてくださいね!
                個人用のドラムカーダーでカードしたバッツは、わりと毛の方向がよくそろっています。それをあえて、ふぞろいに紡いだりして遊ぶのがアートヤーンです。



                ゴッドランドてづくりロール(アナンダHPから借りてきました〜〜m(_ _)m)



                花ちゃんのバッツ



                ミニバッツ



                スライヴァー Sliver または ローヴィング Roving

                バッツから縦に裂いた状態と言えます。
                羊毛(獣毛)は、ウエッブ状(蜘蛛の巣状、シート状)で、それが連なって束ねられています。
                この状態をスライヴァーーと呼んだり、ローヴィングと呼びます。
                名前は違うけど、同じものです!
                よく見ると、ペタっと平たい形をしていて、毛の方向もそろっているように見えてて、実はそろってなかったり〜みたいなラフな感じです。
                スライヴァーやローヴィングの段階では、まだ草のゴミや、ネップが時々入っています。
                この状態からは、セミ梳毛糸が簡単に紡げます!


                ロムニースライバー(アナンダ)



                トップ Top

                スライヴァーを何本か合わせながら、櫛でといてコーミング(corming)した後にできるのが、トップです。
                櫛で丁寧にといてあるので、毛の方向が完全にそろってますし、ゴミもネップもありません!
                つやっつやの状態です。
                1mのトップは、だいたい25gぐらいの太さになるようにそろえられるそうです。今度測ってみよう!
                この状態からはとても美しいセミ梳毛糸が紡げます。



                ロムニートップ(アナンダ)


                染め羊毛 ハーフブレッド 染TAKE



                ロックス Locks

                羊毛(獣毛)の房のことです。ひと房ひと房がはっきりくっきりしている状態のフリースを ロックス と呼びます。
                ローフリースを丁寧に洗うと、この状態が作れます。
                もちろん、洗ってなくても、房=ロックスです。
                日本では、ステイプル stapleと呼ばれてることが多いのですが、その意味は羊毛や綿花の「繊維」のことで、房を指す場合は、英語圏では、ロックスと呼ばれています。



                左上 ロムニー     右上 コリデール
                左下 モヘア       右下 ブルーフェイスレスター


                資料

                「羊たちからの贈り物」福井雅己先生 

                Felting Wool Tutorial: Wool Roving, Sliver, Batting & Top November 17, 2009
                http://livingfelt.wordpress.com/2009/11/17/217/

                まだまだわかってないとこも多々ございます。
                皆様、添削、校正、ご注意、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

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