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    • 2017.06.05 Monday
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    羊毛素材の形状について

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      羊毛(獣毛)素材について、質問を受けることが増えてきましたので、こちらにまとめておきます^^v


      ローフリース Raw Fleece

      ひつじ、アルパカ、ヤギなどの毛を刈ったばかりの状態。
      まだ洗ってない状態で、ゴミがいっぱいついてるし、くさいです〜
      直訳すると、生羊毛 ですう。

      日本ではこの状態を「グリージー greasy」と、呼んだりしますが、ほんとは、洗ってない羊毛がヒツジのからだを覆うラノリン油でべたべたしてる状態を指す言葉です。
      「汚毛」という日本語が正解だと思います〜

      毛刈り直後は、もんのすごい汚れ具合ですが、お店で売ってるローフリースは、すでに汚れや傷んだ毛を取り除く作業(skeirting&sorting)を済ませてあるので、まだだいぶマシです。

      一般的には、この状態から紡ぎ始めることはあまりありません。
      でも、牧場によっては、ひつじちゃんにTシャツを着せて、羊毛が汚れるのを徹底して防いでいる場合があり、そうした牧場のローフリースは、そのまま紡げます!
      また、レクシーさんの作品には、わりときれいなローフリースをそのまま紡いだものもあります!
      彼女は「ローフリースのにおい、嫌いじゃないわ」派です!


      ローフリース ハーフブレッド


      洗い済みフリース Washed Fleece

      ひつじ、アルパカ、ヤギなどの毛を刈って洗ったものです。
      手洗いしたものは hand washed と記載されています。
      自分でおうちで洗ったのも、この状態!
      きれい、つやつや!
      ふつう、この状態から紡ぎ始めます。


      洗い済みフリース ブルーフェイスレスター



      スカード Scoured

      ひつじ、アルパカ、ヤギなどの毛を刈ったのち、(だいたい機械で)洗った状態をスカードと呼んでるっぽいです。
      たいてい、ざっくり洗ってあるので、毛束が壊れて、綿状になってることが多いです。
      なので、櫛や、フリックカーダーなどを使って、丁寧にほぐしてあげる必要があります。
      でも、安いし、ちゃんとほぐせば良い風合いになるスカードも多いので、私はちょくちょく使います^^v


      スカード ニュージーランドラム



      バッツ Bats

      お店ではロールとかシートとか呼ばれてることが多いですが、英語ではバッツ(Bats)と呼ぶようです。
      スカードをドラムカーダーにかけて、ざっくり毛をほぐして、ふかふかのシートにした状態がバッツです。
      アートヤーンで作るバッツは、クレージーカーディングと呼ばれる手法で作りますが、
      実際には羊毛(獣毛)ほぐしの一段階で作られる状態をバッツと呼ぶようです。
      この状態から、直接、糸を紡ぐこともできないわけではないですが、毛の方向が一定でないので、かなりラフな糸になってしまいます。
      主にフェルトに使われます!
      あ、クレージーカーディングしたバッツは、お店で売ってるバッツ(ロール)とは別、と考えてくださいね!
      個人用のドラムカーダーでカードしたバッツは、わりと毛の方向がよくそろっています。それをあえて、ふぞろいに紡いだりして遊ぶのがアートヤーンです。



      ゴッドランドてづくりロール(アナンダHPから借りてきました〜〜m(_ _)m)



      花ちゃんのバッツ



      ミニバッツ



      スライヴァー Sliver または ローヴィング Roving

      バッツから縦に裂いた状態と言えます。
      羊毛(獣毛)は、ウエッブ状(蜘蛛の巣状、シート状)で、それが連なって束ねられています。
      この状態をスライヴァーーと呼んだり、ローヴィングと呼びます。
      名前は違うけど、同じものです!
      よく見ると、ペタっと平たい形をしていて、毛の方向もそろっているように見えてて、実はそろってなかったり〜みたいなラフな感じです。
      スライヴァーやローヴィングの段階では、まだ草のゴミや、ネップが時々入っています。
      この状態からは、セミ梳毛糸が簡単に紡げます!


      ロムニースライバー(アナンダ)



      トップ Top

      スライヴァーを何本か合わせながら、櫛でといてコーミング(corming)した後にできるのが、トップです。
      櫛で丁寧にといてあるので、毛の方向が完全にそろってますし、ゴミもネップもありません!
      つやっつやの状態です。
      1mのトップは、だいたい25gぐらいの太さになるようにそろえられるそうです。今度測ってみよう!
      この状態からはとても美しいセミ梳毛糸が紡げます。



      ロムニートップ(アナンダ)


      染め羊毛 ハーフブレッド 染TAKE



      ロックス Locks

      羊毛(獣毛)の房のことです。ひと房ひと房がはっきりくっきりしている状態のフリースを ロックス と呼びます。
      ローフリースを丁寧に洗うと、この状態が作れます。
      もちろん、洗ってなくても、房=ロックスです。
      日本では、ステイプル stapleと呼ばれてることが多いのですが、その意味は羊毛や綿花の「繊維」のことで、房を指す場合は、英語圏では、ロックスと呼ばれています。



      左上 ロムニー     右上 コリデール
      左下 モヘア       右下 ブルーフェイスレスター


      資料

      「羊たちからの贈り物」福井雅己先生 

      Felting Wool Tutorial: Wool Roving, Sliver, Batting & Top November 17, 2009
      http://livingfelt.wordpress.com/2009/11/17/217/

      まだまだわかってないとこも多々ございます。
      皆様、添削、校正、ご注意、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

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